カーネルを常に物理メモリ上に展開
これも高速化では“おなじみ”の設定ですね。
ただ、これを設定したからと言って実感できる早さは手に入りません。カーネルごときを高速の物理メモリ上に全て展開しても、たとえばフォトショップなどでデータを扱うときは簡単に物理メモリを食いつぶして仮想メモリを使用します。そういったデータのスワップがネックとなっているので、作業スピードに関しては大差が出ません。
また、「物理メモリが256MBや512MB以上搭載していれば・・・」という説明が多いですが、そんな小さなメモリでは今のXP(SP3)とセキュリティ、ブラウザ等々においては使い物になりません。せめて、1GBは搭載していなければこんな設定をしても無意味です。
しかし、大量の物理メモリを搭載すると、今度はこんな設定はどうでも良くなるんですけどね(笑)
これは「窓の手」をはじめとする環境設定ツールからも設定できます。
レジストリエディタで[HKEY_CURRENT_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session
Manager\Memory Management]を開きます。
右側の「DisablePagingExecutive」をダブルクリックします

値のデータを[1]に変更します。