STOP!違法ダウンロード
違法ダウンロード
以下に分かりやすい様に説明します。
- リアルタイムでの視聴を目的として配信されている動画や音楽のDL
- ファイル共有サイトに違法にアップロードされた動画や音楽のDL
- ファイル共有ソフトを使用しての動画や音楽のDL
難しいことを言わなくても、だいたいこの３つは違法となります。
色々と適用除外はあるのですが、少しだけ説明しておきます。
除外されるのは以下のもの。
- TV地上波で放送され有償提供をしていない物
- 映画やその他の予告編等
- （おそらく）CM
これらはダウンロードしても問題となりません。
ただし、地上波の映像に関して言えば、若干危険です。それが違法にアップロードされた物である場合は、違法となります。ただし、認識がない場合は罰則は適用されませんが、言い逃れに苦労します。
また、それらがDVDなどで販売されると、そこからは違法となります。
さらに、今は地上波で流したコンテンツをオンデマンドで配信するテレビ局がたくさんありますので、それらの多くは有償提供となる条件でありますので、ほぼ違法となると考えた方がよいでしょう。
ちなみに、有償無償の両方で配信されている物は有償として取り扱われます。
親告罪
違法だからと言ってすぐに刑事罰の対象となる訳ではありません。
この法律は著作者からもしくは著作権を持つ者からの告訴により、起訴できます。
だからといって、見つからなければ何をやってもいいという考えはやめましょう。
強姦も親告罪ですが犯罪です。違法ダウンロードも犯罪です。
違法とは知らなかった
違法にアップロードされたものとは知らなかった場合は、処罰の対象になりません。
ただし、大抵ダウンロードするのは著作権のある物ばかり。販売されていたことを知らないと言い張るのは無理があるのでは・・・。また、そういった方のPCには沢山の違法ダウンロードファイルや音楽データ、そしてそれらの違法コピーファイルが有ると思いますが、それらを前に『すべて知りませんでした』というのは通用しません。
ただし、これで逮捕者が出るとは考えられません。
よほど大量の動画などを一気にダウンロードしなければ、通信データ量で目立つことはないからです。
いわば、これは一種の脅しみたいな物です。ただし、違法アップロードの方は逮捕者が普通に出ていますので、ファイル共有などはやめた方がよいと思います。
キャッシュについて
現在の主流は、先読みして再生してゆく形式です。これによりスムーズなリアルタイム再生を可能としています。
これは、一種のダウンロードですが視聴目的のために配信元が許可しているシステムとしての行為なので、処罰の対象ではありません。
ここに目を付けて録画を合法にしているのがTuneBiteやMovieGrabberといった録画ソフトです。元々は画面のキャプチャで録画していたのですが、最近はキャッシュから再生したデジタルデータを記録すると言った抜け道行為になっています。DRM解除などで検索すると調べられると思いますが、根本的にDRMの有無は関係ないので、単なる売名パフォーマンスなんですよね。
違法DLは自分の首を絞める
違法にDLされた商品は価値が下がります。これは供給過剰の状態です。そうなれば販売元や配給元、原作者に至るまで利益が少なくなります。そうなれば、良いコンテンツは生まれづらくなります。そうなれば、おもしろくもないコンテンツが増えたりひいてはその産業が廃れてしまったりして、『楽しむ』ということを我々が享受しづらくなります。
それは、結局、自分の首を絞める行為なのです。
悪循環となってしまわない様に、使用者側も著作権について真剣に考えた方がよいと思います。